極楽蝶

パレスチナのピアニストの極楽蝶のレビュー・感想・評価

パレスチナのピアニスト(2020年製作の映画)
4.0
主人公のミシャがピアノをはじめたのが10歳からで、数年でコンクールで優勝する腕前になっていることにビックリ!! さらに、毎日レッスンを受けることはできず、毎日の連取は3~4時間というのも驚きですねぇ!!
特に印象が強かったシーンは、ミシャの先生がミシャの大成を願って自分の処から旅立つことをミシャに言い聞かせる場面ですねぇ。気のせいか先生が泣かないように堪えているようで、ちょっと胸に来るものがありました。
クライマックスでは、コロナ禍でヨーロッパへの留学が頓挫していたミシャに、イスラエルのオーケストラでの演奏が決まり、音楽は思想や宗教、現実の対立を超越していることにグッときたなぁ。
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