『あちらにいる鬼』(2022)
人気作家の長内みはるは戦後派を代表する作家・白木篤郎と講演旅行をきっかけに知り合い、男女の仲になる。一方、白木の妻・笙子は夫の奔放な女性関係を黙認することで平穏な夫婦生活を続けていた。しかしみはるにとって白木は体だけの関係にとどまらず、「書くこと」を通してつながることで、かけがえのない存在となっていく。(映画.comより引用)
「すずめの戸締まり」と公開日(2022/11/11)が被って、不運なことにあまり話題にならなかった作品と言えるかと思います。
瀬戸内寂聴が出家するきっかけとなった話を映像化。
寺島しのぶの体当たりすぎる演技に圧倒される。
"あちら"がどう指すかは視点により異なり、本当に鬼かは対峙しないとわからないですね。
2024-187