クローネンバーグ作品では「イグジステンズ」が1番好きなので、予告観て同じようなボディホラー臭がするので期待してた。
管が蠢く肉々しいベッドやジャケ写にもある謎の椅子、性的なメタファーを感じさせるギミックなどなど…そこは凄く好み。
でもいかんせんストーリーがよく分からぬ。
というかとにかく眠くなる。
1回目は半分くらい寝てしまったので、もう1回観に行ったけど、結局よく分からんまま。
いや、大筋は分かるんです。
でも登場キャラ達の心情だったり、何がしたいのか、何処に向かっているのかが良く分からないので、どうしても観てて思考が停止しちゃう。
考察とかが好きだった若い頃に観てればまた違っていたのかも。
しかし話が面白くなりそうだなってところでエンディングを迎えるのも不完全燃焼感があって残念だった。
それにしてもクリステン・スチュワートはホントに華のある女優になりましたねー。
昔から美人ではあったけど、とにかく目が引かれてしまう存在感が出てます。
そしてヴィゴは「イースタン・プロミス」といい「ヒストリー・オブ・バイオレンス」といい、クローネンバーグ作品では常に何かをさらけ出してますが、信頼関係が厚いんでしょうねー。