OSHO

トリとロキタのOSHOのレビュー・感想・評価

トリとロキタ(2022年製作の映画)
3.7
不快だった。
でも、これと同じようなことが今も現実できっと行われている。

本当はすごく良い映画なのだろうけど、17歳の女性が奴隷のような生き方をしている映画を観ると、メンタルがやられる。

『ウィ、シェフ』も似たテーマだけど、ヨーロッパでは日本と違い亡命を受け入れる。人道的な理由から子どもは受け入れるけど、20歳前後からは審査は厳しくなる。

この映画は17歳の女が主人公。小学生の弟と2人での亡命だけど、姉弟ではないことは序盤から強調されて描かれている。17歳の女としては弟がいた方が滞在しやすいと判断したのでしょう。

アフリカからきた正式なビザを持たない17歳の女を、ヨーロッパの悪い大人たちは良いように使う。麻薬の運び屋、売春、大麻工場…
こういう映画を観ると、金って汚いと思うし、資本主義って嫌だなと思ってしまう。

不快だったので高評価してませんが、良い映画です。でも、おすすめする映画でもない。
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