ピンチの時こそユーモアを忘れないシュリンプスでも打ちのめされるロシアの同性愛者迫害。
かなり重めの内容でびっくりした。
個人的には前作と作風がガラッと変わったように感じた。
首相の「この国に同性愛者はいません」は今年みたドキュメンタリー『チェチェンへようこそ』にも出てきた実際の発言と知っているので笑えないし、公開日にロシアで反LGBT法がロシアで成立したのもすごく皮肉で、どこまでも暗い現実にうんざりする。
でもそんな時だからこそ自分たちが目立つことで世界を変えようとするシュリンプスの姿が泣ける...前作であんなに自己肯定感に満ちているように見えたのに実はそれぞれ秘密や葛藤を抱えていたと知った後だからこそ、、、。
何よりラストが良すぎて思い出すだけで涙腺が緩む。色々思うこともあるけどそれら全てを打ち消すくらいよかった。
水球全くしないのはだいぶウケました
