くぅー

ブルドーザー少女のくぅーのレビュー・感想・評価

ブルドーザー少女(2021年製作の映画)
3.6
“母さんがね、お前を守れと言ったんだ。父さんのことも。”

»腕にはタトゥーで喧嘩上等で猪突猛進の少女は、母を亡くし中華料理店を営む父に幼い弟と3人暮らしだったが、ある日父が交通事故を起こし脳死状態になり、やがて保険屋や店の改装業者が現れ、腑に落ちない彼女は強気で父の事故の真相を探り出す。

はい、やはりこのタイトルで韓国作品となれば期待はしちまう訳で…タイトルには偽りナシではありました。

そう、理不尽な社会に対してってのは煽り過ぎで、意外に単調で長く感じたのはもったいない…もっとブルドーザーみたいに、90分位でガーッと突き進む感じで、派手にかましては欲しかった。

でも、一応は実話から着想を得ていて、今どきではないド直情型の主人公には変な見応えあったのは確かで、飽きずには見れてた。

なお、キャストでは、キム・ヘユンの独壇場でしたね…負けん気満々の表情が圧巻。
さらには、パク・ヒョックォンにオ・マンソクにイェソンらのサポートも良き。
くぅー

くぅー