きりたんぽぽ

かがみの孤城のきりたんぽぽのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
2.0
間違いなく男性向けではなく、ティーンの女性向け。
「あの花」とかと一緒で、女性作家によくある、悲しい過去、極端にクズな人と極端に聖人な人だらけで感情移入できない。
映画で尺の都合もあってか、ひたすらにどこかで見たことある設定のオンパレード。
悲しい過去に関しても、漫画いじめられっ子設定資料集とかあれば必ず載ってるであろう既視感の嵐。
ここ泣きどころだよ!!ってアップになる泣き顔。
〆の盛り上がりだし…って感じで死ぬアキ。

そしてサラッと自然に意味なさげに話すけど、明らかに(重要!!!)って透けて見える、姉、ストロベリー茶で序盤から「あーこの人が姉で、この人がアキなのね。時間ズレとんのね」と分かる…。

取り敢えず作者が、好みの男性像がリオンってのと、東城に「あいつらは恋愛と目の前のとこしか見てない〜」って陽キャに対する嫌味を代弁させたかったのは滅茶苦茶に伝わってきた。

15年前に観てたら面白く見れたかも。おわり。
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