恐らくCriminal recordも彼女の本来の気性が原因だっただろうが、犯罪歴は常について回る。
Interview迄漕ぎ着けたなら、せめて詳細を説明し情状酌量の余地に訴えるのが普通だと思うが、断られるのが常態化していたのならああなるのも分からないではない。
7万㌦=約1000万円という借金は向学心の為とはいえ、たとえ卒業出来たとしても美大で勝算があったとも思えない。
200㌦ぐらいでCredit Card Fraud に手を染めるのは、モラルの欠如というよりリスクを負う価値判断が鈍るぐらいに追い込まれていたのかも知れない。
インターンシップを断ったのも、詐欺という他の選択肢があったからというのもある意味不幸ではあるが、この御時世、誰の為か疑わしい法律に殉ずるよりも自由に生きる方が生命に誠実であると言う結論だろうか?
そういった意味では新しい解釈が出来得るクライムノワールだと思う。