風来のリヨナ

イーダと動物たちの魔法学園の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

1.0
これがファンタスティックビーストですか…

引っ越し早々の学校初日に意地悪キッズ共にムラハチされるイーダちゃん。友だちが欲しい…そんな時にクラスにやって来たのは異常にキャラが濃いコーンフィールド先生。

実は彼女、魔法使い先生。秘密厳守を条件に、選ばれた子へ魔法動物を譲渡してる。これに見事抽選したイーダに喋る狐のラバット君が相棒として与えられたんだけど、同時期に発生した学内の盗難事件容疑者にもイーダが無事選抜。無事に疑いを晴らせるのか…みたいな。

ひ…酷い…
正直誰も好きになれないレベルでキッズたちの性根が腐っており、嫉妬、猜疑、裏切り…そういった物が全く可愛げ無く渦巻きます。口を開けば人を指差し根拠皆無の”泥棒”呼ばわり。全員ぶん殴りたい面構えしてる。ベニくんだけが良心かも。

特に自分がされて嫌なことをより弱者に平気でやってのけるイーダには引きました。酷いこと言った直後に「後悔するのに言っちゃう人間って変な生き物」と主語を拡張し自分のクズさを人類に押し付けてきます。巻き込むな。

とにかく、魔法動物感の絶望的な薄さ(ただ喋る動物)と魅力・種類の少なさ、空気さ…抽選した2人の絡まなさ…魔法学園要素の無さ…やけに多い本当に良くないミュージカルと挿入歌…取ってつけの虚無ハプニングと虚無解決…前述の通りキャラ達の不快さ…う〜ん不快!助けてください。

個人的に気に入ったのは、本編おらん動物めちゃめちゃ紹介するエンディング曲です。
風来のリヨナ

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