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MEG ザ・モンスターズ2のkuuのレビュー・感想・評価

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)
3.4
『MEG ザ・モンスターズ2』
原題 Meg 2: The Trench
映倫区分 G
製作年 2023年。上映時間 116分。
上映方式 2D/3D
ジェイソン・ステイサム主演で、巨大ザメ『メガロドン(Megalodon)』=通称『MEG(メグ)』の恐怖を描いた海洋パニックアクション『MEG ザ・モンスター』のシリーズ第2弾。
アクション映画で活躍するステイサムが再びジョナス・テイラー役を演じる。
前作からはほかにクリフ・カーティスらが続投。
新キャストとして中国の人気アクション俳優ウー・ジンらが参加した。
監督はベン・ウィートリー。
この映画は1作目よりも殺られる数が多いが、ジェイソン・ステイサムは、この映画の軽いトーンと流血の少なさに失望していたそうな。

潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、海洋調査チームとともに地球でもっとも深いとされるマリアナ海溝へと潜り、人類未踏の約10キロの深海へと向かう。
そこで彼らは謎の生命反応を探知し、触れてはならない恐怖を目覚めさせてしまう。
それは見たこともない大きさとどう猛さで生態系の頂点に君臨する巨大ザメ=MEG(メグ)の群れと、さらなる巨大生物たちだった。
それらはやがて深海からビーチにまで襲来し、テイラーたちは絶体絶命の危機に陥る。

服を買いに出掛けた金沢にて3Dで観ました。

悲しいことにスクリーンはかなり小さかったし残念かな。
オープニングのシークエンスはとても素晴らしかったし、いくつかの信じられないような風景のショットは美しかった。
しかし、最終的には3Dで見る必要はなかったかなぁと個人的には思います。
目が疲れた。
今作品は、スティーブ・アルテンによる1作目『Meg: A Novel of Deep Terror』を原作とした『MEG ザ・モンスター』(2018)の続編で、今度も同じ著者による2作目『The Trench』を原作とした作品です。
個人的には、この2作目よりも1作目の方が優れていると思っているけど、続編の今作品は1作目と同じくらい面白かった。
1作目のような問題もあるのは否めないが。
ジョナス・テイラーとして戻ってきたイカした禿オヤジことジェイソン・ステイサムは、3匹のメガロドンに立ち向かうアクションシーンでも、はたまた、ジョナスと彼のチームが深い海溝を探検しようとしていることを邪魔する悪意ある採掘作業を阻止するシーンでも相変わらず男前。
ジョナス・テイラー演じるジェイソン・ステイサムは、サスペンスフルなシーンやアクションシーンでは役柄に合っていた。
クリフ・カーティス、ペイジ・ケネディ、そして年老いたジャン - ソフィア・ツァイが前作と同じ役で戻ってきた。
俳優陣は気張った仕事をしていたかな。
3体のメガロドンは見栄えは悪くなく、それに有益なエフェクトが施されていたが、第3幕のクライマックスに登場するいくつかのクリーチャーとともに、時折CGIが目立つことがあんのは否めない。
ジョナスたちを妨害し、採掘作業を妨害する敵役たちは、以前にも見たことがあるような定番の敵役で、事態を悪化させるだけだが、事態が悪化すると見ていて悪くなかった。
海溝の中を歩いているときの見た目や雰囲気は、ダークな感じでクールやったし、クールなデザインもあり、ある種の海洋生物は良いデザインをしていた。
また、ジョナス・テイラーと敵対勢力の戦いのシーンが時折出てくるが、こちらも見ていてクールだし良かったかな。
第3幕では、ジョナス・テイラーが3匹のメガロドンに立ち向かうアクションシーンと、ビーチで他のクリーチャーが同時に襲いかかるシーンですべてが決着した。
第1幕は映画のセットアップが面白く、第2幕は海溝から出られないサスペンスフルな展開で、第3幕はクレイジーなことが起こる楽しくて大げさな展開。
今作品は1作目と同じように面白かったが、スローに感じる場面もあり、個人的には1作目の方が良かったと思った。
良い演技、格好良いサメ、時折目立つが有益なエフェクト、良い撮影技術、見ていてサスペンスフルなアクション/チェイスシークエンス。
1作目が好きなら、2作目のも気に入ると思う。

帰りは車ん中で実写版『ワンピース』でも観ながら道草食って帰るかなぁ🚙
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