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午前4時にパリの夜は明けるのXXXXXのレビュー・感想・評価

3.8
1981年のパリ、エリザベートは深夜番組の電話受付の仕事に就く。そして、家出少女のタルラを家に住まわせ、家族の心情に変化が...。

シャルロット・ゲンズブール主演のヒューマンドラマです。監督は『サマーフィーリング』のミカエル・アース。

深夜ラジオの様に心地よさを感じる作品!映画はかなり淡々としてましたが、暖かさを感じましたね🥺
 
離婚や新たなる恋愛、息子の自立など家族内のイベントが、少しずつ清流の様に流れていくかの様な作品。
もちろん、家族が人間として成長していくと同時に、ラジオ番組を軸に家族の変化を描いていました。

エリザベートが、司会が休んだ穴埋めをすべく、なんと司会代理に抜擢されるシーンはちょっとおっと思わせる展開!!

それにしても、唐突にやってくるおすけべ!!
シャルロットがボカシ入りで、強烈なセックスシーンを熱演してました😱

1981年という時代設定がいいのか、全編しっとりとした作風でした。現代なら何よりiPhoneやSNSの描写で、辻褄合わなくなりそうだからね💦
そうそう、主人公たちがロメールの映画見に行くシーンもありました!

パリの街の情景も美しいです。まあ、俺は元々パリ出身だからすごい懐かしさを覚えました(大嘘🤥

ラジオ番組と言うと、俺は「菊地成孔の粋な夜電波」にハマったことがあり、テレビとは違って、リスナーとMCの距離が近かったり、独特のまったりした空気感が心地よかったりしますよね。あの番組復活しないかな〜!

どハマりこそしなかったけど、深夜ラジオの様な心地良さを感じる作品でありました🥺📻
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