滝和也

仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダルの滝和也のレビュー・感想・評価

1.0
そうじゃない。
そうじゃないんだ…
オーズにもとめて
いたものは…。

10年経って世界は
より悪くなっている
のにこの悲劇とは…。
もうVシネクストは…。

「仮面ライダーオーズ10th 復活のコアメダル」

駄目だ。絶対にこれは駄目だ。ストーリー的に泣かせにくるのはオーズのラストからまぁわかる。だが…あの感動のラスト台無し…。ライダーとしても台無し。オーズはきっちりドラマとして終わっていて…。犠牲になった味方グリードアンクの問題が残っていてという部分を回収したいのはわかるが…。その結果では作成と演者とファンの乖離が酷い。

ライダーは、いや人間の自由と平和を守る仮面ライダーはそうなってはいけない。CPの一部となっても石ノ森先生はいかしたのに…。そうじゃないんだよ。よほど大戦や他のゲスト出演で御都合主義の方がマシ。完結はしていて、これは復活させるためのギミックとして最終回オマージュとしてやらざる得ないネタならやらないほうが良かった。主人公の旅は終わってはならない…。ライダーとはそういうものなのだ。どこかでライダーは昭和でも平成でも人間の自由と平和のために戦っている…。故に旅は終わらない…。アイアンマンではないのだから…。

届く手が…なくなるのは駄目だ…。ただでさえも、眼の前で簡単に人がなくなる時代になってしまったのに…。戦争が起こるはパンデミックになるは…そんな時代性を反映したら…このラストはない。命を救うこと、届かない助けはないとライダーには正論を吐き続けてほしい。本編のラストには希望があった。このラストにはない。せめてライダーには正論を履き続けて希望をあたえてほしい。大人の作品になったと言えどオーズはオーズ。ダブルの現在の展開と比べ、あまりに悲しいではないか…。ライダーファンとしては…。
滝和也

滝和也