ニカイドウ

アンネ・フランクと旅する日記のニカイドウのレビュー・感想・評価

3.3
海外のアニメ映画。
キャラデザは外国っぽいけど、表現方法などは日本のアニメっぽくて観やすかった。
現代。アンネ・フランクの日記から現れた少女。彼女はキティー。アンネ・フランクは誕生日に母親から貰った日記を、友達のように使うと言い、キティーと名前を付けた。キティーはアンネ・フランクの空想の友達だった。
しかし、キティーには当時の記憶しかなく、アンネ・フランクや家族がどうなったのかを知らない。彼女はアムステルダムを周り、アンネ・フランクの生涯を知っていく…
思ってた内容と違った。ジャケ写から冒険活劇やと思ってた。
ラスト、移民問題と絡めて、どんな理由があれ、子供に悲しい思いをさせてはいけないっていう思いが溢れてて目頭が熱くなった。
アンネ・フランクの事は良く知らない。『アンネの日記』は遠い記憶の小学校の図書室にもあったけど、読んだ事ない。
この映画でもあまり詳しくは語られてないし、多分『アンネの日記』を読んだ人はより理解出来る作品なんやと思う。
アンネ・フランク…どんな少女やったんやろう?
名前を残す事より、その人を知る事、その人の意志を知り、恥じない行動をする事のほうがよっぽど大切やって…考えさせられる…
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