MubaoMasato

ミュンヘン:戦火燃ゆる前にのMubaoMasatoのレビュー・感想・評価

4.0
「ミュンヘン/戦火燃ゆる前に」
武力の前では、交渉と対話は役に立たないと思い知らされる作品。
二人の出身国は違う同じ大学出身の官僚が、ヒトラーを止めるもしくは殺すために様々な行動と交渉をする。

だが、政治家たちは理想論を掲げ、ヒトラーの本性を知ろうとせず、短い平和を第一に考え、本質を考えようとしない。

結局世界は、再び大戦に入るのであった。ラストの二人の考えは、未来を見据えた悲しみであった。
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