中間字幕の内容が1919年の映画にしてはかなり違和感があった。プロパガンダという点ではなく、同性愛者に対する言葉遣いがかなり丁寧なのではないかということ。テキストはいくらでも変えられるという点を改めて認識した。今回見たのはQueer Frame Archive が公開していた動画。
・ドイツ刑法175条をめぐる心理劇。
・コンラートファイトの神経質で骨ばった顔はパワーオブザドッグの息子役に似ていた。アイシャドウの付け方が色っぽい。
・写真に置き換わっているところはフィルムが紛失してしまったということだろうか?
・カリガリ博士よりも化粧は薄くマイムはおとなしい。脅し屋の細かい表情の移り変わりはかなり現代的。