Hiromi1203

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのHiromi1203のレビュー・感想・評価

4.0
マルチユニバースを舞台に、壮大な親子の葛藤?喧嘩?だったのだろうか。束の間の別宇宙の物語みたいだった。

パンクの効いたジョイと開眼まもない母…
アルファ•ウェイモンド(ちょっとジャッキーさんに似出る気が)。叔父さんも良き立ち回り。

ランドリーと国税庁という舞台もシュールだなぁと。

突飛な行動ほど、劇的なジャンピングとなる、あたりの理屈も分かりやすくて好き笑
可能性の宇宙で、違う自分の力をジョブチェンジして格闘するアイデアも素敵。
端末から交信、変異するあたりは某SFのスミス氏のやり口を彷彿とさせる。

生物が存在しなかった宇宙、あの石🪨同士の会話、あれは何を見せられているのか、客観的に想像すると新鮮過ぎて笑えてきました。

突拍子のない中にも、しっかりと家族愛?みたいな要素もありつつ、
非戦闘ジョブの巧みなカンフーや、ウエストバッグ戦、国税官戦、ウェイモンドの優しさを取り入れた戦わずして戦うところもまた、見どころ。

「レミーの〜」のくだりは、マルチユニバースらしい、なんでもありの可能性に由来するもの、だろうか… と考えることすら意味がないのかもしれないけれど。。🍩
Hiromi1203

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