ダーク魔カスコス

ジョーズ・バケーションのダーク魔カスコスのレビュー・感想・評価

ジョーズ・バケーション(2022年製作の映画)
3.3
🦈ジョーズ・バケーション🦈
〜7割サバイバル映画!〜

⚠️コメント欄はネタバレです⚠️

嵐により海上コテージごと流されて大海原で漂流する夫婦を描いた、サバイバル系鮫映画です。それなりにちゃんと作ってあるB級映画ですね。

グレートホワイトやジョーズ・ザ・ファイナルあたりと同じくらいのレベルって感じ。超大作風味のズッコケサメ映画ブラックデーモンよりは面白かったです👍


🎬すげえタイトル
サメ映画の傑作「ジョーズ」と「ロスト・バケーション」をマッスルドッキングした、おそれを知らない豪快な邦題ですね😅原題はサメって意味らしいです。直球やな!


🎬サメ映画?
タイトルが豪勢で直球な割に、サメの登場はかなり後半になってからです。序盤からにおわせはあるものの中々登場しません。サメが出てくるまでは完全に海洋サバイバル映画です。「ノーウェア:漂流」の感じに近いです。

ちょい見せとかサギとかじゃなくて、終盤はドンドコ出てくるので、サメ映画ではないとまではいきません。クライマックスのバトルは楽しいですよ😃


🎬見せ場が凡庸
それなりに見せ場の数は用意されていますが、サバイバル映画としてもサメ映画としても見せ場がありきたりでした。

例えば、ペットボトルで火を起こすことにやたらフィーチャーするシーンがありますが、今さらこの時代にそんな誰でも知ってるサバイバル知識を大々的に見せられても困ります😅


🎬好きな場面もある
しかし一方で印象に残るシーンもちょくちょくあります。

例えば海上コテージごと豪快に遭難するシーンは、これまでに見たことなくてとても新鮮でした。サメ映画なのに🤣


🎬ダンナが完全に聖人
主人公夫婦の仲が良く、2人とも良い人で、かなり好感が持てました。生き残ってほしいと応援できます。サバイバル映画でこれは重要です👍

奥さんの方はトラウマを抱えててネガティブ全開な上に、かなりヒステリックな場面もあるので、大嫌いな人も多いかもしれません。でも全部トラウマのせいで、根本はかなり善人で夫を愛してるのが伝わってきました。

ダンナは完全に聖人です。バチカンから正式に聖人認定される日も近いでしょう。何が起きても冷静沈着。ヒステリックに発狂する妻に罵倒されても理解を示すことができる、ブッダメンタルの持ち主です。


🎬バットガール?
奥さんが若くてピチピチだったら良かったのに、かなりオバサンで残念です😅元バットガールらしいので、女優に思い入れがある人は加点要素かもしれないですね。


サメ映画好きなら見逃してほしくない一本ですね。AmazonでDVDがゴミのような値段で叩き売りされてたので買いましたが、買って良かったです。


⚠️コメント欄はネタバレです⚠️