てるる

プシュパ 覚醒のてるるのレビュー・感想・評価

プシュパ 覚醒(2021年製作の映画)
4.4
1ミリも妥協しない!

オープニングでまさかの日本が出てきてビックリした!

三味線の材料が紅木だと知らなかったし、まさか最高級の紅木の産地がインドだってことも知らなかった。
やはり映画は知識の宝庫ですね!

そしてその紅木の密輸に関わることになったプシュパが裏社会でのし上がるストーリー。

少し前に公開された「K.G.F」に近いものがあるので、あちらが好きな人は楽しめるかも。

度胸も腕っ節も頭の回転の速さもロッキーバーイに引けを取らないプシュパだけど、違うのは惚れた女の子の前ではもじもじしちゃうところ。

これもインド映画あるあるだけど、ヒロインが傑作「スルターン」でもツンデレしてたラシュミタちゃんなのでデジャヴ感😂
ラシュミタちゃんのダンスはキレがあって好きです。

そんなラシュミタちゃんを卑劣な手で手篭めにしようとするクソ男。
あのくだりで助けを求めるヒロインの好きだったは嘘だろ?ですけど、これまたインド映画あるあるなので仕方ない。

そしてプシュパの前に立ちはだかるはファハド・ファーシルさん演じる警視。
細身だけどどこかアブナイ雰囲気を感じる俳優さんで、ベン・フォスターとか一昔前のマイケル・シャノンを彷彿とさせる。

てことで警視との確執だけでなくマフィア残党やらの動きも不穏なまま続編へ続く。
来年夏頃にインドで公開らしいけど、日本でもやってくれるんだろか…。

アッル・アルジュン主演の作品は初めて観たけど、これはインドノワール作品でもエンタメ寄りで本当に面白かった!
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