どんとこい侍

RRRのどんとこい侍のネタバレレビュー・内容・結末

RRR(2022年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

2024年4月、WOWOWで字幕版と吹替版を視聴。
その後、宝塚星組の千秋楽ライビュ鑑賞。

めっちゃくちゃ面白かった!!!!!
R3つにも意味があり、ラーマとビームそれぞれに信念があり、出会うべくして出会った唯一無二の親友。高校世界史ぶりに「ラーマーヤナ」を思い出した。上手いこと組み込まれてる。そしてイギリス領時代のインドが舞台なので冒頭から差別に腹が立つ。より深く理解するためにあれこれもっと読んで学びたいなと思った。

ラーマとビームの身体能力がハンパない。あちこち傷ついてもすぐ回復する。不屈の精神の表れなのかな。誰かを助けたいって気持ちも強い。川で少年を救う時のアイコンタクトとジェスチャーがすごい、多分私だったら「え?!なんですかッッ?!声で指示して!!!?」ってなる。でもラーマとビームは一瞬で気持ちが通じる。相性が良いのだ。2人でツーリングしたり森の中で弁当食べたり気になる子に声をかけたりで仲良くなるシーンもほっこり。ジェニーが好感持ったり、シータが信じて待ってるのもよく分かる。

マイナス0.2なのは、字幕版ではジェニー(英語)・ラーマ(通訳)・ビーム(ヒンディー語)という言葉の壁があるのに、吹替版では伝わらないからなのか全員共通言語で話しているため。本当は英語がわからなくて戸惑い笑いのラーマが、吹き替えでは言葉が伝わってるのに謎の作り笑いをしているように見えたりトイレじゃなく腹減ったという微妙に違うストーリーに変えてたので…

ちなみに宝塚版もすごかった!暴力シーンは控えめで、ダンスは全員で一体となっていて感動した!