このレビューはネタバレを含みます
同じものを尊いと感じ、年齢も立場も関係なく「お友達」になったうららと雪さん。2人のテンポと同じ、のんびりした展開なのに無駄がなくてドキドキもハラハラもして、リアルなのにちょっとだけ現実離れしてる。完璧な脚本でした!
雪さんのスキルが、うららの心の隙間に接着剤みたいに入っていって強くしてくれる。うららはその補強のおかげで新しいことを始める。生まれる、育つ、学ぶ、働く、育てる、後身に譲る…人生の全てがこの映画にありました。周りがちょっと敵に見えたり人を羨んだりもするけれど、本当の悪者はいなくて、うららは自分で机に向かったし雪さんがその気付きをくれたわけで、人の繋がりって美しいなと思える映画でした。
幼なじみが家に遊びにきた時に、うららがお盆に麦茶とポテチと甘いものセットにするシーンがすっごい好き。最高のおもてなし🥰