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彼⼥の権利のmingoのレビュー・感想・評価

彼⼥の権利(2020年製作の映画)
3.3
「40日間の沈黙」同様、解説なしで観ることがかなり難しい。

トークメモ
中央アジアのウズベキスタンの女性やジェンダーの研究。ソ連時代と解体後、あるべきとされる生き方や役割変わっている。社会主義体制下、男女平等の政策。各国が独立すると男性を中心としたジェンダー規範や女性は家庭という動きが起きた。サオダート・イスマイロヴァ監督。
「彼女の権利」
ヴェールを被った女性が沢山出てくる、都市部及び周辺地域の外出着。チャチヴォンとパランジ。19世紀後半には着用していた、家族以外の男性に姿を見せないため。家族以外の男性に女性が姿を見せることは恥であり、夫や父親や舅の名誉の失墜にもなり得た。留意したいのは一方的に抑圧されていたかというとそうでは無く、意思決定の力はあった。活動領域と役割が分かれていた。ソ連共産党にとって撲滅すべき風習、1927年に2年ほどソ連時代にはフジュムという反ヴェール運動が開始。広場でヴェールを火にくべる過激なキャンペーンだった。サオダートは顔の前に垂らすネットチャチヴォンを知らない世代に忘れてはいけないことだと伝えたいと「彼女の権利」を作るきっかけになった。
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