雨丘もびり

バスケット・ケースの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

バスケット・ケース(1982年製作の映画)
3.8
深刻な重い映画かと思ったら違った(^^;)後引かないカンジ。
Youtubeに監督のインタビュー動画があって、「こんなん誰も観ねーと思って撮ったらさー、2年間もやってる小屋がありやがって、俺のほうがぶったまげーだ!」みたいなノリで、なんか納得w。

役者たちの情熱的な怪演が私すばらしいと思ったの!
ちゃんと本作のコンセプトに乗っかって、ノリノリで演じてる。
カットかかったあと監督と大笑いしてたかも。
あからさまに低予算だけど、役者たちの凄まじくポジティブなエネルギーがこの映画を成立させてる気がする。大事だよね、そういうの。たまに全員で同窓会とかやってて欲しいw

病院受付嬢のややコワレてる感じがすっごいリアル!
女獣医さんBrava!
HOTEL BROSLINの宿主はなんだかんだ良い人だと思うw。

「引き出しを抜いて投げた」って...かろうじてわかる粗さのストップモーションも愛おしいw。

いろいろザツだしB級映画だと思うけど、ホンモノの熱意や醜いホンネみたいなのが込められちゃっているから、それがミョ~な角度で深々とココロに刺さっちゃう観客も居たと思う。
私はただただ楽しんじゃった!でも2、3は観ないかなw。


♪ぐらッす・ぴん・とぅ・か~んとろ~ぅ(so I better hold on)