みゅー

星になりたかった君とのみゅーのレビュー・感想・評価

星になりたかった君と(2021年製作のドラマ)
2.5
眞栄田郷敦の初主演地上波ドラマということでチェックしていたのがこのドラマ。
新春二夜連続のスペシャルドラマで、ヒロインは日向坂46の子。

原作は、第1回令和小説大賞の大賞受賞作。
大賞の賞典が映像化+書籍化なので、今回はそれが実現した形。


原作未読。そもそもタイトルからも感じていたけど、とりあえずエモさを前面に出した印象。
ドラマ全体の雰囲気は新海さん。曲の雰囲気は切なく、主題歌・劇中歌の「神はサイコロを振らない」の楽曲も統一された雰囲気。


ドラマのタイトルに「星」が入っているように、星や宇宙が背景にあるお話。
主人公は天文学者になることを夢見る大学生(休学予定)。
その彼がプラネタリウムで女性・那沙に出会うことで運命が動き出す。

ビッグバンとか、ブラックなんとかとか、専門っぽい用語が出てきて、パラレルワールドの入口がとか、超展開。
エモさを求めている作品なので、それについてきちんとした説明は求めてはダメです。
それっぽい理論でそれっぽい展開に。


1日30分×2夜なので実質1時間のドラマ。
全体的に説明不足なので若干もやもやが残る。


と思ったら、Hulu限定で「もう一つの物語」が配信されていた。
よくある逆側の視点からのアナザーストーリーかな?と思って観たら、ほとんど変わらない!
確かに若干増えてるけど、えぇ…な感じ。もしこのためにHulu入った人いたら激おこだと思う。
ラストの展開は「あぁ、説明されていなかったこれは、こういう解釈としても捉えられるのか」となるので、そこだけは納得。



眞栄田郷敦は安定の演技。
日向坂の子は、肌めっちゃ白くて透明感あって可愛かった。

そしてそして、『社内マリッジハニー』の三浦さん、板垣瑞生!
銀?白?髪も似合いますね。最高です。まだ20歳だって。好きな俳優の年下率がどんどん上がっていくの悲しい。
みゅー

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