人生は、自分を好きになる旅だと言ったのはあーさんだったかな‥‥
自分のことは、分かっているようで意外と分からない。今の自分が素なのか、何かに対して頑張っている状態なのかも、時に分からなくなる。
‥‥なぁんて真面目なことも考えさせられるし、出版社を舞台にした群像劇としても全体的な話の展開が自然で面白いです。
他人を陥れてでも、もっとお金を、より良い人生を、という資本主義の社会では、自分の価値観で生きるのは難しい。ましてや会社で責任あるポジションに就いていたり、家庭でも複数の役割を担っていたらね。もちろん、性別を問わず。
自分が置かれている場所から、全体の方向性を見極め、そこから外れないようにしつつもついてこない気持ちを同じベクトルに向けるのって心を蝕むもの。ソフィーみたいに極端じゃなくても。
悩める人の数だけ答えがある。だから本作を見ても答えが出るわけではありませんが、なんとなく、あぁみんなおんなじだし、自分の気持ちだけは否定しないで、悩んでも悲しんでも怒ってもいい、優しくしてあげよう、そう思えるドラマです。
もちろん他人に矛先は向けないよ。
１作目の、ソフィーとマックスの無茶振りゲームも、ほんのり受け継いでて笑えるくだりもあり、楽しみました♪
