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今日から愛してるのwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

今日から愛してる(2015年製作のドラマ)
2.4
イム・セミ目当てで視聴開始。
「ショッピング王ルイ」のペク・マリ役で初めて見て、意地悪な役だったのに可愛くて、大好きな足立梨花さんに似ていて、どんどん好きになりました。
まだ序盤ですが、相手役のパク・チヌも適役だし、他の登場人物もクソ生意気な義妹スンア以外はほとんどがお気に入り。特に母親役のキム・ソラが「お父さんが変」のジュンヒのアメリカの母親の人で素敵。
イム・セミ演じるユン・スンヘが明るく生き生き頑張っていて、見ているだけでこっちも元気になれる。
オープニング曲がZARDの歌に似ていて毎回聴くのが楽しみ。
全101話の長丁場だけど面白く見られそう。

6話まで。NHKの朝ドラを少しドロドロさせた感じ。(といっても「おしん」「ちりとてちん」「あまちゃん」「ごちそうさん」「マッサン」「純と愛」くらいしか知らんけど)
最初に見たマクチャンドラマが「福寿草」(強烈過ぎた)だったからか、今見ているドラマがとても気持ち好い。イム・セミが辛い目に遭ってもすぐにわかってもらえるから救われる。福寿草のイ・ユリなんて30話くらい良い事無し。見てるほうが病気になるくらい強烈だった。

7話の19分、パク・チヌがお金の足りないイム・セミにおにぎり代を払ってあげようと駆け込むところで最初の落涙。嬉しい涙。弟のスンジェからの気遣う電話でまた涙。イム・セミ、大好きな遊井亮子さんにも見えてきた。
ところで、もう一人クソ女がいた、会長の娘チャン・セリョン、おまえじゃ。

9話。嬉し涙や悔し涙や忙しい。16分からの回想、コントか、ビックリ仰天。

どんどん面白くなっている。が、チキン屋とトースト屋のドタバタの場面がせっかくの流れをジャマしていて残念。減点はそこだけ。

11話。クソ女チャン・セリョン、今のところ唯一ムカツク人物。でも美脚を組んで白い太腿を見せつけてくれるから許す、エロすぎ。
12話神回。泥酔してドジンにおんぶされたままゲロったスンヘ(イム・セミ)。泥酔して男子トイレで医師の足にしがみつく朝帰りの愛すべき叔母デシル。

16話で会長の娘セリョン、ビジネス中なのについに胸の谷間まで覗かせている。楽しみのひとつになった。
18話、自己中セリョンとワガママ妹スンアの似た者同士が遭遇(爆笑)

祖母スニムのチッチッチッチッの舌打ちが癖になりそう。実生活でやりそうだけど、日本ではかなり嫌われそう。韓国式舌打ちといえば「福寿草」や「かくれんぼ」の名優チョン・ヘソンさんが第一人者?

イム・セミが好きすぎてつらい。「アンブレイカブル・キミー・シュミット」のエリー・ケンパーのときと同じくらいつらい。

適度のストレスを与えつつ話が面白く進展、次が気に懸かって止められない。酷いことをする人たちにも尤もな理由があり、本当の悪人がいないので、嫌な気持ちにならない、あったかくて素晴らしいホームドラマだ。

ところが名画詐欺の22話あたりからイライラしてきた。結局このドラマも嘘や隠し事から事態が拗れて揉めるといういつものパタンか。今回は、夫婦や家族のなかで隠す必要の全く無いことで何話もつなぐなんて。このあたり数話でスコアかなり減点。
と残念がっていたら25話の終わりでめでたしめでたし。26話からまた挽回(^O^)v
その後はずっと面白い。esp.37話の祖母スニムがしみじみと「夫唱婦随」と呟くところが良かった。
まだまだ先は長い。

43話、また隠し事で拗れてグダグダだ。謀略クソ女セリョンやヒネクレ糞妹スンアのみならず主人公までこれじゃあ台無し。韓国ドラマの特色といえばそれまでだけど、この作品まで嘘と隠し事で引っ張る流儀に汚染されたか。そうじゃない面白さを愛していたのに。

なんでこいつらはお互いにありのままを話さないのだ?!
こんな社会はイヤだ!

イム・セミを応援しながら最後まで見届けるけど、こうまでイライラさせられ何回もがっかりさせられてスコアはだだ下がり。

52話、神回(^O^)v 叔母の39歳作家デシルとドングの友人ギョンテ青年医師のえっちが中盤のグダグダを救う! さらにスンヘやスンアたちの水着プール!! スコアダダ上がり。(たぶん当時、制作側も危機感からテコ入れしたのではないだろうか)

その後、非常に長い中弛み期間あり。見続けるのに忍耐を要する。
初めあれほど嫌いだった義妹スンア(ユンソ)や高慢クソ女チャン・セリョンや不気味だった秘書サンマンがキャラ変して少しは助けに。

セリョンが渡米してからさらに失速。世界的バリスタのはずのチョン・ユノがつまらない男でスンヘがときめくはずもなく。
ネタも尽き気味で終盤に新キャラ投入、聡明でイイ女ミン・チェウォン医師(T-ARAのハム・ウンジョン)、無理矢理感はあるものの何とか持ち直した。

10月30日ついに視聴完了。あー、長かった。
主人公たちが成長しない物語だったなあ。むしろ退歩? お互い、この人でなきゃダメとわかっていながら待っているだけ。昔の自分を見ているようでよけいにイライラ。最終回101話目の最後の2分!?!でやっと救われた。

スンヘが看護師やバリスタのスキルを発揮して活躍する場面がもっとあれば楽しめたのに。序盤の民族衣装を着ての観光案内バイトをしていたときがいちばん輝いていた。

イム・セミ目当てで見始めたけど、演技が上手くないのかも。脚本のせいもあるけど、いつも同じ動きや表情で飽きてきた。わたしが好きなのは女優イム・セミじゃなくて「ショッピング王ルイ」のペク・マリだったんだ。

女流作家デシル叔母とオ・ギョンテ医師夫妻にいちばん癒やされた。
渡米した会長と娘セリョンがどうなったのか知りたい。
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