“もしも秀吉がスマホを持っていたら…”『光秀のスマホ』『信長のスマホ』で暗躍した陽キャ武将・秀吉の時代がやってきた！炎上魔王・織田信長亡き戦国ＳＮＳで勃発する覇権争い。柴田勝家、徳川家康らそうそうたるインターネット老人会武将たちにＳＮＳ戦略とコミュ力で立ち向かう。日本史上最もＢＩＧな成り上がりＨＡＳＨＩＢＡはいかにして天下を統一したのか。秀吉の人生をスマホ画面で描くＳＦ時代劇第５弾

アジェンダ“信長の後継者”の清洲ｗｅｂ会議を、まさかの三法師推しという奇策でマウントをとった秀吉。独断で決行した信長の葬儀も見事成功させてネット上で大絶賛。母・大政所からも激賞され完全優勝。しかし気に食わないのは柴田勝家。柴田からの鬼電を着拒し続け、ついに勃発する賤ケ岳の戦い。この戦いに勝利すべく、秀吉満を持して“賤ケ岳の槍７（セブン）”をプロデュース。

戦国ＳＮＳから柴田勝家退場。ライジングする秀吉はタワマン大坂城を建造開始。その最中、黒田官兵衛からのＦＵＭＩ「織田信雄挙兵！」。信雄の裏にはあの戦国最強の脱糞（ぷん）侍・徳川家康がついていた。池田恒興や森長可らも討ち死にし「どうする秀吉」！！この危機を、戦国ネット民も驚いたある奇策で秀吉は切り抜ける。

茶々への鬼ＦＵＭＩがナイトルーティンの秀吉。茶々はゲットできないが、天下統一はフラゲしつつあった。残すは九州の島津と関東の北条。そんなさなかスマホに届いた緊急地震速報。動画配信サイトでは外国勢力による陰謀論を謳（うた）う動画が大バズり。そんなさなかフロイスから送られてきた南蛮船の画像。愛する家族と日本を守るため、秀吉はある政策を打ち出すことに…。

茶々しか勝たん！母・北政所と開設したＵｎｕｔｕｂｅチャンネル。配信した北野大茶会ドッキリ動画が大いにバズり、チャンネル登録者数急増中。茶々から届いたＦＵＭＩには爆誕嫡男・鶴松の写真！あとは小田原北条を倒せば戦国ＳＮＳ天下統一だ！しかし、スマホ狩りによる関白支持率急落に、スマホに鳴り響く地震速報。秀吉のスマホに漂う不穏な“電波”…

天下統一記念ツイートは、五奉行メンバー石田三成発案の“金配り”！浮かれる金配りおじさん秀吉のスマホが鳴動。ビデオ通話に現れたのは慟哭（どうこく）する母・大政所。「秀長が…秀長が…！」。右腕だった弟・秀長の突然の死。さらに続く、溺愛する嫡男・鶴松の死。一体なぜなのか、一体誰が悪いのか…。メンタルに深い傷を負った秀吉が、スマホの向こうに見出した魅惑的な光を放つ“希望”とは…

九州で唐入りを指揮する秀吉。甥・秀次から贈られたのは、機種変した新たなスマホ。そこに黒田官兵衛が告げたのは衝撃の報告。「大政所様が…」。安らぎを求める秀吉が、淀殿や石田三成に送ったＦＵＭＩには「利休の茶が飲みたい」。しかしすでに利休は…。呂宋助左衛門のｕｎｕｔｕｂｅチャンネルで語られたある噂（うわさ）が、反応の悪いスマホのように、秀吉の心を閉じさせる。闇落ちする秀吉が最後にすがったのは…

♪地震に候！　鳴り響く緊急地震速報。崩れゆく伏見城、方広寺の大仏、そして秀吉のメンタル。ともに人生を歩んできたスマホを握れなくなるそのときが、刻一刻と迫る。そのとき、あの人物からビデオ通話の着信が…！スマホシリーズ史上もっともスマホ画面にその顔面を映りこませてきた男。戦国随一の陽キャ武将にして天下人、秀吉のスマホが最期に映すものとは…！そして、天下人スマホシリーズはいよいよあの武将文字数