シーズン１と全く違った、安定した作りでこっちの方がサスペンスとして上質です。同じドラマのシリーズとは思えないので、シーズン１のイライラを我慢すればシーズン2は見たほうがいいでしょう❗️
ただ、最初はシーズン１のおさらいしないと訳わからなかったので、まずはシーズン１の登場人物と内容
アルマ:(主人公)ダリオと出逢うまでは堅実な犯罪学者 大学で教鞭をとる
ダリオ:父親は幼児性犯罪者の汚名を着せられ服役中にダリオと母の前で拳銃自殺。母親は精神を病み、今は老人ホームで病気療養中
レオナルド:アルマの夫アルマの親友のブレンダと十年？(アルマには3ヶ月くらいと言っていた)の不倫。事件当日、ブレンダの家に行き性交するが殺してはいない
ブレンダ:性に奔放だが、実は愛を求めて心は空虚で病んでいた。自殺
ゾーイ:アルマの娘。母との関係を知らずにダリオと関係を持ってしまう。
エステバン:レオナルドの弟で、アルマのことをだいぶ前からずっと好きだった。偏執狂的に好きなのか、結局ブレンダが自殺なのを知っているにも関わらず(ブレンダ自殺前に遺言のメッセージを聴いている)殺人事件にしようとしたり、レオナルドを殺そうとしたり、捜査関係者の刑事を殺したり、ダリオを殺そうとしたり、などなど、結局彼が殺人犯人で服役する。
シーズン2の伏線は、実はダリオとエステバンは何かの組織の仲間で、ダリオがアルマを誘ったのも、金銭享受の絡む依頼という違う理由があったことがわかり、最後にダリオとエステバンの力関係が逆転するところで終わったはず。
で、シーズン２は、これがかなり覆るので、面白い。シーズン１のような変な妄想が入ってこないのでずっと観やすいですし、ちょっとでも見逃したら分からなくなります。登場人物が謎すぎて、誰が犯人なのか、誰が味方で誰が騙してるのか、全くわからなくて面白いです。
伏線回収が何個か残りましたが、サスペンスとしても十分良くできていました。
