よく分からないドラマだったな。
1話25分くらいで4話しかないから分からないまま見てたな。最後まで見てもよく分からない。
こういうドラマって出てる俳優さん目当てで見るもんなんだろうな。

やはり一般的なレビューとズレる。

個人的には短い時間の中、言ったりモノを上手く描いていた点や、役者の魅力を引き出していた点、そもそも案外人間の深みを描いているなと感じた。

若干同じ映像の使い回しが多いのは否めないが。

非日常を求める女性と、日常をうまく過ごせない男性。

そんなふたりが香港と言う舞台で思わぬ出会い方をするのは、なんとも映画・ドラマ的で嫌いじゃない。

しかし吉沢亮はかなりのイケメンにも関わらず、役、作品種類が豊富で魅力的。

一話しか観てなくて、四年越しに続きを観た。
香港の雰囲気、吉沢亮の酔った目、派手な色が散らばる映像。香港いいな〜
酔って悪いところが全部出てしまう山田健太くん(吉沢亮)「真樹ってめっちゃいい名前ですね〜」の表情よくない、よくない。酔った目、よくない。光が当たってるはずなのに、目に光がない吉沢亮の目は惹かれる。闇を纏ってるような目。

香港に来たというだけで、もう非現実的なのに、あんな目まぐるしい体験したら現実に戻れなくなりそう。気がおかしくなると思う。
物語とは別に、ぐらぐらするような映像とか、小池栄子の手を取る、ぼやけた吉沢亮の幻覚とか、香港の怪しい雰囲気がけっこう好きだった。
山田くん、"こりゃダメだ"なところばっかりなのに「俺が守ります！」ってかっこつけちゃうのいいな。グイグイ引っ張っていくしっかり者の小池栄子と、ダメダメだけど、いざというとき助けてくれる吉沢亮の恋愛ドラマを観たいと思った。小池栄子の手を引っ張って走る吉沢亮いいな。