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必殺仕業人の62355cinema5のレビュー・感想・評価

必殺仕業人(1976年製作のドラマ)
4.2

84点

必殺シリーズ 第7弾
主水シリーズ 4作目📺

前作「必殺仕置屋稼業」で市松を逃したため、牢屋敷見回り同心へと格下げされた主水
仕置屋解散後は、上方仕込みの鍼灸師 ‘やいと屋又右衛門’と細々と仕事をしていた
そこへ逃亡先で市松と仕事をしたという赤井剣之介というならず者が主水にからんできて...⚔️

非主水シリーズをまたがずに、前作から連続登板した中村主水
奉行所の中の最底辺へと落ちてしまった本作の主水はやはり暗い
無精髭が目立ち、マフラーのように襟巻きをする姿は哀れを誘う😓

また新加入の赤井剣之介が侍を捨てたお尋ね者というのも、‘俺たちに明日は無い’ 的な雰囲気を醸し出しシリーズ全体に暗い影を落としている😨
(剣之介演じる中村敦夫はかつては裏番組の「木枯らし紋次郎」で必殺と視聴率のしのぎを削っていたというのが当時話題でした)

仕置きのシーンは、主水の殺陣に加えて、又右衛門の針(熱した針を急所にひと突き)が見どころで、痙攣を起こして潰えて行く描写が印象的🤭
また侍を捨てた剣之介が敵の髷(まげ)を解いて髪の毛で絞殺するという力技も斬新でした👍

サブタイトルのフォーマットは「あんたこの◯◯をどう思う」で、オープニングナレーションは宇崎竜童氏によるものでした🎸

さて、仕業人では主水たち3人がそれぞれピンチに陥るエピソードがあって、今回はそれを取り上げてみます👍

第2話 あんたこの仕業どう思う
赤井剣之介が敵に締め上げられて意識を失ってしまう回、相手は津川雅彦、また主水が仕置きを仕掛けるのは名悪役の今井健二御大でした😨

第4話 あんたこの親子をどう思う
なんと主水危機一髪のエピソード、侍上がりの悪どい高利貸しに苦戦する主水、ピンチに陥る主水は滅多にみられないので貴重な回😰

第18話 あんたこの手口をどう思う
又右衛門が仕掛ける相手にボッコボコにされて絶体絶命のピンチ、危険を察知した主水に助けられる、チームワークで乗り切った回⚔️

第27話 あんたこの逆恨をどう思う
盗賊たちがせんとりつを人質にとって立てこもるエピソード、ピンチに陥った主水はどうするのか😱

第28話 あんたこの結果をどう思う(最終回)
本作でも殉職者が出てしまう最終話、又右衛門が踏んだドジが元で追い詰められて行く仕業人チーム、誰が犠牲になるのか...🤔

なお、主水はこのシリーズの後に定町回り同心へと復帰、念仏の鉄と再会して新仕置人チームを結成します📺
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