それでも、生きてゆくの5の情報・感想・評価

エピソード05
居場所を求めて…
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Sankawa7

Sankawa7

大竹しのぶの長ゼリフに驚愕。 ここから凄いことになりそうだ。 田中圭が暑苦しく薄い😅
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佐京

佐京

双葉ちょっと釣り堀への出入り多いなと思うけど洋貴と双葉のやり取りがもどかしくて切なくてすごい好き 響子が文哉に会う覚悟を決めるシーンがとても良かった 「亜季が悲しむ」とか「亜季に嫌われる」ってわりと陳腐な気もするんだけど結局そこだよなと思うしそれを陳腐に感じさせない脚本と大竹しのぶが凄い
クラリス

クラリス

あれだけ長い1人語りの芝居をして、最後「アキを返して」のところでツーっと涙を流せる大竹しのぶの演技力よ… いつもさんまさんが「あの女優は怖い」って言ってる理由が分かった。 きっと大竹しのぶを一番活かせる役どころが今回のお母さんなんだなと思う。
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mini12

mini12

大竹しのぶさんの演技ほぼ初めて見たけど、長い語りのところで引き込まれた。大竹さんの演技と、坂元さんの脚本あってのことだと思った。
COLE

COLE

大竹しのぶ演技力ヤバいと思った回
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chi

chi

このコメントはネタバレを含みます

大竹しのぶの圧巻の演技、、、 「亜季のところよ。  亜季が死んだところに行って来ました。亜季が殺されたところに行ってきました。  15年ぶりに、家に帰りました。私たち、家族が、暮らしてた、家です。  12時半になるのを待って、出発しました。  あの日の亜季と、同じ時間に、同じ道、行くことにしました。  小学校の、チャイムの音が、聞こえて来ました。  亜季の友達は、みんなどうしてるのかなぁ。  もう亜季のこと忘れちゃったかなぁ。怖い思い出なのかなぁ。  そんなこと思いながら、橋渡ると、角にクリーニング屋さんがあって、  道が2つに分かれてます。  あの日亜季が行こうとしてた公園はそのどっちからでも行けて。  もともと亜季はお地蔵さんのある道を通ってたんですけど、  あの日は郵便ポストの道を、行きました。  お地蔵さんの道は車が多いから、郵便ポストの道を通りなさいって私が、  私が教えたからです。  亜季はその道の途中で、金槌を持った少年に会いました。  大きなモクレンの木が立っていて、ヒグラシが鳴いてました。  そこに、私の何か、何か。。。何か人生の、大きな、落とし穴が見えました。  あれから、15年経って、今の私は、人から見たら、  随分と落ち着いてるように見えるかもしれません。でも、ホントは違うんです。  私、みんな、私と同じ目に遭えばいいのにと思って、ずっと生きて来ました。  優しくされると、あなたに何が分かるの?って思いました。 (誠次と目が合い)  子供連れた母親見ると、疎ましく思いました。 (嫁の由佳はソワソワ)  前向きに生きようって言われると、死にたくなりました。 (耕平はガックシ)  ごめんなさい。私はず~っと、そういう人間です。  あ~駄目だ駄目だ。人愛そう、前向きになろう。  そう思った5分後に、みんな死ねばいいのにと思ってました。ごめんなさい。  母親から子供取ったら、母親じゃなくなるんじゃなくて、  人じゃなくなるのかもしれません。  森の中歩きながら、今日私はこのまま死ぬんだろうって、  人ごとみたいに思ってました。  森の向こうで、地面が、青く光ってるのが見えて、あぁあれかぁ。  あれかぁあそこで、あそこで亜季はって思ったら、私走り出してました。  あ~ごめんね亜季。ごめんね亜季。ずっと来なくてごめんね。 (涙で語る響子)  待ってたね。ず~っとたくさん待ってたね~って。。。(/_;)  そこで、亜季の夢見たら、消えて行こうって思いました。  でも 夢に出て来たのは、あの少年でした。  私、亜季が何したの?亜季がね、亜季がどんな悪いことしたの?って  聞いたけど、少年は何も答えてくれなくて、ただ私を見返してました。  その時気づきました。あぁこの子、この子と私、同じ人間だって。  人やめてしまった人だって。  あぁ、目覚まさなくちゃって思いました。  このまま死んだら、亜季が悲しむ。亜季に嫌われる。  そう思えたら、初めて、生きようかなぁって思いました。  亜季の分まで、生きようかなって。  目覚ますと、湖の水で、何度も何度も、顔洗いました。  昔、亜季が、殺された時、色んな人が色んなこと、言いました。  時代のこととか、教育のこととか、何か、少年の心の闇だとか、  少年法だとか、理由を解明すべきだとか言って、色んなことを言いました。  何を言っても今更時間は戻らないって言いました。  私、何言ってるか分かりませんでした。  分からないから、何だかよく分からないから、  私が、私が、放っといたから亜季は、亜季は死んだんだって思うようにしました。  私が道変えたから私がスカート穿かせたから亜季は死んだんだって。(T_T)  そうやって、少年のことは考えずに来ました。  だけど。。。だけど。。。  そうじゃないの。そうじゃないの。私は誰かじゃないから。  私は、私は新聞の記者の人じゃないから、私は、偉い大学の先生じゃないから、  私は、ただの母親だから、理由なんかどうでもいいの。  私は、私はただのお母さんだから、私が言いたいことは一つしかないの。  私が言いたいことはず~っと、一つしかないの、ないの。(T_T)  あ、亜季を返してって。。。亜季を返してって。。。亜季を返せって。  私が、言いたいことは、一つしかなかったの。。。  私、あの少年に会いに行きます。  会って、亜季返してもらいます」
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