Nao

ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~のNaoのレビュー・感想・評価

4.2
1970年代のアメリカで起きたフェミニズム運動を描くドラマ。ERAに反対してアメリカの女性の台頭を遅らせたと言われるフィリス・シュラフリーをメインに、当時の活動の活発さがドラマチックに表現されていて、とてもおもしろかった。

フィリスを演じるケイト・ブランシェットがすごい!めっちゃいい表情!アメリカの女性はこうあるべきという笑顔が最高に素敵だし、目が全然笑ってない感じもしびれる。
グロリア役のローズ・バーンも対立相手としてすごくカッコよかった。
そして、その他のメインキャラも全員本物にめっちゃ似てるし、時代の雰囲気もきちんと作り込まれてて安っぽくないところもよき。

フェミニズムって言葉の本質は何なのかよくわからないけど、女性とはいえ色々な人がいるし、考えも変わるし、相手の話を聞くこと相手を知ることって大事よねとアリスを見てて学んだし、今の私達がお気楽に暮らせているのは、こういう活動をしている人がいるからなんだと改めて思えた、
よきドラマ。
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