持ちネタないと住めない街。
愛妻家アダムはある日突然見知らぬギャルに「アンタの奥さん嘘ついてますよ！」と要らぬ忠告をされ、嫁とケンカ。あまりの空気の悪さに耐えかねた嫁は「探さないでください」というメッセージを残して失踪する。全く連絡がとれなくなり、さすがに怒りより心配になったアダムは一人嫁探しに奔走するが…
ハーラン・コーベンのサスペンスドラマ。全8話でサクッと見れます。「イノセント」より気楽に見れて疲れないので、1日ヒマだけど何もしたくない日にオススメ！(3話くらいから止まらなくなります)
とにかくお忙しい街ですね！ってぐらい、アダムの住む街では次々と事件が発生。彼の問題(嫁探し)に関係ないものもあるので、思わず「ここはカットで！」と言いたくなります。アダム以外も全員ドラマの主人公になれるくらいネタをお持ちで、ついに死人まで出ます。ということでこの作品のゴールを度々見失うのですが、主人公が都度「妻はどこだ！」と言ってくれるので、「そうだった、嫁探してんだった」と思い出せます。ちなみにアダムの奥さんはケンカで嘘を認めるも、詳細については「時間をちょうだい」「あなたが思うより根が深いのよ」と意味深なことを言って失踪するのできっとアダムネタこそ本作の真髄…！と期待させられますが、そこだけはイマイチ不明なまま終わります。しかしとにかく事件がオンパレードすぎてそんな些末なこと、気になりません！見終わって冷静になるといろいろ疑問が湧くんですけど(そもそもギャルの動機がイマイチ弱い)見ているときはジェットコースターに乗っている気分なので全然気にならず、最後までイッキ見しました！
