まぐらいだあ

パニックコマーシャルのまぐらいだあのレビュー・感想・評価

パニックコマーシャル(2019年製作のドラマ)
3.3
クリエイティブとクライアントとの葛藤。

意外と点数低くてびっくり。
脚本読んだ身としては、脚本はイマイチだったけど、実際映像を見るとわりとよかった。
というのも脚本段階で人物紹介でテンポが悪くてしつこく感じたからだったが、映像を見るとテンポはわりと気にならない仕上がりになっている。
パニックの原因である部長はキャラとしては、リアリティにかけるのは確かである。
むしろ記号的に追い詰める人物であることは間違いない。
ただその救済として全体的なキャラ紹介がアニメチックなのでまだマシ。

ただ皆人物紹介してる割にはキャラクターがそこまで追いついていないのも感じた。キャラ紹介が出オチな気も。

全体的にちゃんと2転してオチをつけているし、ここ最近のヤンシナ作品の中では珍しく映像が脚本に勝ったのではないかと思う。