「異色短編」のドラマを見てて思い出した。NHK全話放送、ダビングして一気見。 藤子不二雄大先生らの若き日、まず藤子不二雄名義となる以前で終わってしまうのもニクいし正しく青春編。二畳一間から始まった壮大な夢、偉大な漫画家の苦労譚ほど勇気づけられるものはないし現実離れした描写を排して、ただ徹夜で漫画を描き続けながらやっと認められはじめて二人抱き合うあの感じが堪らない。そんな中でつい弱さが露呈される人間臭さ、しかしそこから助い出してくれる寺さんの男気と足塚茂道(藤子不二雄)の人望が凄い。手塚先生ほか、トキワ荘の人々を知れば知るほど皆すっごい天才だとわかってくる。石ノ森章太郎かわいいなー!物語が進むにつれて「HOLD YOUR LAST CHANCE」が支え合う二人の姿に段々と合ってきて泣ける、いつか漫画版も全巻読みたい。