あーる

アリー my Love シーズン4のあーるのレビュー・感想・評価

アリー my Love シーズン4(2000年製作のドラマ)
3.7
・アリーはまだ31歳だけど、すでに人生に悲観的…
「運命の男性に出会えない!」や
「私の人生もうハッピーエンドなんか来ない…」と。
本当に恋愛至上主義すぎて、、、

・S3でビリーが突然死んで、
S4からはロバート・ダウニー・Jrのラリー・ポール役が
アリーの恋人候補に。
初めはカウンセラーだと思ってたけど
実はラリーも弁護士で、たびたび顔を合わすように。
好きなのになかなか素直にならないし、
上手くいってもアリーお得意のぶち壊し芸により
一歩進んでは二歩戻る。笑
ラリーは登場人物の中でもかなりまともな役柄。
しかし、突然7歳の少年が事務所に現れて
「離婚する両親に対して精神的な損害で訴える!」と言い出す。
その少年はラリーの息子だった。
このエピソードが個人的には衝撃的で…
離婚した両親と暮らしたい息子。
悩むラリー。恋人のアリー。
しかも住んでいるのはボストンと離れたデトロイト。
この手のエピソードって海外ドラマではあるあるかもしれませんが、
興味深く視聴することができました。多方面に複雑。

・ジョンケイジにも恋人ができる!相手はメラニー。
ジョンと同じくトゥレット症候群をもつ彼女は、
ジョンとお似合いで見ていて微笑ましかった。
しかし彼女は自身の母親と共依存な関係を断ち切れずに
ジョンとさよなら…。

・変わったエピソードは、
第19話「バリーにおまかせ」
男性が、亡き妻のクローンをつくるためにおこした裁判。
裁判内容も仰天なんですけど、
担当したジョンがバリー・ホワイトを自分の中に召喚できない!焦る!
なんとかバリーを復活させたい!というところが面白すぎて。笑
相変わらず多方面にユーモラス。笑

・ボストンからLAへ!リチャードとジョンが
事務所を飛び出して旅行に行くが、
旅先でも女の子たちを弁護するはめに。
第22話「運命のいたずら」は、リチャードとジョンがメインで面白かった。

・もとはラリーと結婚する予定だったアリー。
でもロバート・ダウニー・Jrのドラッグ問題により降板…
てかアリーmy loveの出演自体、薬物の不法所持逮捕の仮出所後だったんですね。
ある意味ドラッグ関連で6回以上逮捕された彼がここまでスターなのは、
アメリカらしいですよね。依存症からの再起の人生。がテーマなことって本当に多いからなぁ、
「依存症のかれだからこそ…」の演技ももしかしてあるのかもしれません。
ドラマの感想とかけ離れててすみませーーーん!
すでに人気ドラマにかけあがっていたからこその
キャストの面や、脚本の方向性など
今だからこそ見えてくる部分がありました。
あーる

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