青天を衝けの35の情報・感想・評価

エピソード35
第35回 栄一、もてなす
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でるぼすけ

でるぼすけ

惚れ直した!
Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

これまで、家を守るに徹していた千代が外へ、しかも見慣れる異国人をもてなす、とは期待と不安が大いに入り乱れたはず。そこを先陣きって成し遂げる姿はとても頼もしかった。 同時にグラント前大統領の通り、欧米はアジアを文化が発展しておらず支配する対象としてみていて日本も例外ではなかったのだと思う。西洋文明に「追いつく」に反発心持つ人が出るのもなんだか分かるし、同時に植民地化への危機感からの焦りも理解できる。 まだまだ未熟な社会基盤がどうなっていくか。
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moon

moon

千代を眩しそうに見る栄一…そう!その姿は祝言の日以上に輝いていた!本当に美しかった! 「千代 お前は世界に冠たるおなごだ!極上だ!掛け替えの無い奥さんだ! どうしても言いたい!惚れ直した!」 ドラマファン皆が栄一と同じ気持ちだったんじゃないか?本当に惚れ惚れする千代の活躍ぶりであり、賢妻、賢人ぶりだった! このままずっと栄一の傍にいてくれたら…😭 今回は「女性の力」が焦点になっていて とても見応え有って、楽しかった! 妻である女性達の健気で、時代をしっかり捉えようとする積極性が、それまで男社会だった世界が、少しづつ変わり始めるワクワク感が華やかに描かれていて良かった!それが政府や豪商達要人の妻達だけの変化だとしても。辛い過去も吹き飛ばして! グラント将軍はアメリカ政府の代表ではなかったが、それを民間人として もてなした栄一達。日本政府の目論み(不平等条約撤廃)には結びつかなかったが、日本が他のアジア諸国のように欧米から侵略されなかったのは、やはり栄一と千代夫婦(特に千代)、そして当時の日本の出来る限りの もてなしや天皇の存在がグラント将軍家族に多大なる好印象を遺したからなのかもしれない。グラント将軍は日光を訪れた際、それまで天皇しか渡れなかった橋を「お渡り下さい」と勧められたのに「恐れ多い」と断ったという。それはグラント将軍が日本が 文化や人々を敬うに値する一等国であると感じ、認めていたからだろう。 国と国の駆け引きは色々と難しい面があるが、人と人は理解し合えるものだろう。互いに相手を尊重し合う事は 今の世界にも通じる大切な事だと思った。 明治政府が、栄一を「接待委員」に抜擢したのは本当に大正解だった!のではないか。 でも…当時は世間からはブーイングも…😓 それにしても 慌て困憊する栄一を余所に、「なんという僥倖!」とグラント将軍を迎えようとハリキリ出す千代が「ぐるぐる致します!」と言って、栄一が「…ぐるぐる…?」と呆気に取られるシーンが 可笑しかった!(笑) 栄一がパリへの随行を打診された時「なんという僥倖!」と即決したシーンと同じ様!(笑) そして、二人は似た者夫婦だったのだな…😊もし、千代が男性だったら、栄一と同じように活躍したんだろうなと思った。 この場面は 後に歌子(うた)がその日の事を綴った書物にも いつもなら慎重な母が 直ぐに積極的に動いた事に父(栄一)も大いに喜んだ…と書かれているそうだ。 たった二日しか準備期間がなかったのも、千代があれこれ手配し、準備に奔走したのも 史実だそうな☺️ 娘達が歓迎の歌を披露したシーンは「サウンド・オブ・ミュージック」のワンシーンを彷彿させた。 明治になってから11年 ドラマ内で 特に言及されないが、日本家屋にもガラス戸がはめられたり、活字によって印刷された新聞が生まれたり、「奥さん」などの江戸時代には使われなかった言葉が、使われたり…と 徐々に日本が変わって行く様子が描かれていて、とても興味深い! たった10年あまりで、西洋化、鉄道やガスを普及させたのは、やはり江戸時代が安定した世だった事で、庶民達が読み書き 算盤を学ぶ事が出来たという 本来の力を蓄えられて来たからなのだと思う。江戸時代が有って日本は良かったと思う。様々な芸術文化も発展した!家康様 ありがとうございます! とにかく 今回は千代!千代! 橋本愛さんの気高く、賢く、美しい千代が素敵だった!本当に栄一にとっては掛け替えのない!なくてはならない存在だった事が痛切に分かった!分かりすぎて… 次回…見たくない…よ😰
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わかな

わかな

生き生きとしている奥方様たち素敵🥺 千代の「ぐるぐるいたします!!」で泣きそうになった。
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