不良グループの会長の少女が更生し舞楽への道を目指そうとする話。
2005年に亡くなられた原笙子さんの自伝の話。勿論創作された部分もあると思うが、こんなことが本当にあったとは。
人生やり直しできる。
これまでの行いを反省し、更生しようと努力する姿がメインに描かれた作品でとても好感がもてる。
序盤は哲也大丈夫か?と思ったけど、後半は恭子さんが気の毒で仕方がない。
そして朝男の台詞回しがクセ強すぎて面白かった。
キャラクター全員が魅力あり、不良と呼ばれた少女たちも根は優しい子達で、必ず理由があって非行に走ってしまうことがよく分かる。
少年院の園長さんがだったり喫茶店のママみたいな、全て受け止めて話を聞いてくれる家族以外の大人の存在はとても重要だと思う。