信念か、狂気か。
さあ、公開裁判開廷の時間だ。
2015年映画〈予告犯〉のスピンオフドラマ。ネット社会の必殺仕置人、〈シンブンシ〉を率いたゲイツこと奥田宏明命懸けのブラフから1年。ネット社会に再び〈シンブンシ〉が姿を現す📰🌐
原作の筒井哲也自らシナリオを監修。監督は映画版に続き中村義洋、キャストは戸田恵梨香が映画版から続投し、作品世界観の統一感を向上している。50分×5話。
今回の〈シンブンシ〉は法で裁けぬ悪に対し、ライブ配信で公開裁判を行い、ネット投票で罪の有無を決めるスタイル👨⚖
主演は東山紀之。その口から語られる正論の数々、現在聞くと複雑な気持ちになりますが、動かぬ証拠を集めて外堀を埋め、卑怯な犯罪者を追い詰めてゆく展開は痛快そのもの。
最初、余裕の態度で受け答えしていた被告人が、最終的にはみっともなく取り乱す姿には、胸がスカっとする人も多いでしょう。
映画で綺麗に終わった物語、余計なことして汚してしてくれるなよ、という当初の心配は全くの杞憂。結果、とても良く出来たスピンオフドラマでした。
最近気づくとWOWOWドラマに心奪われている。やるじゃんWOWOW。凄いぞWOWOW!🤣
以下、ネタバレよー🤫🚫㊙️
各エピソード、それぞれキチンと面白いが、それだけではなく、全体を通して一つの計画の伏線がちりばめられている。
終盤の仕掛け発動で、その伏線を一気に回収。観ている側はそれまでの価値観が根底から覆る。これはやられた。その鮮やかな手法は、ドラマ城塚翡翠を彷彿とさせる。
また、それまでの公開裁判を、エンタメとして消費してきた視聴者にも、当事者として直接社会問題を突き付けてくる構造は、意地悪すぎで見事。
罪の意識なく、無責任に世論を形成する傍観者も、決して無罪ではないのだ!
💥🫵😠
以下、余計な独り言🙄💭
①法で裁けぬ悪人
②仮面のライブ配信者
③ネット投票で審判
あれ…これって…今アマプラでやってる国民死…ゲフンゲフン😵
あちらもちゃんと面白い。
でもシンブンシと犬仮面、スピーチ画面の印象まんま一緒説👄