刑務所で知り合った医師シヨンと受刑者ヨハン。
ヨハンは患者を、しかも少女を誘拐し殺した末期ガン患者を｢安楽死｣させたと言う理由で服役している元医師。
ヨハンは受刑者の診断を行い、救急搬送先の医師ユジュンと対立するのだが…｡
3人はハンセ病院で再会する。
生きて行く上で｢痛み｣は常に隣にいる。
様々な｢痛み｣の原因を探り、緩和させる。
それが彼らペインクリニック科の仕事。
その原因を突き詰めて行く過程が興味深く面白い。
ヨハンが何故｢安楽死｣させたのかが気になって観てみたのだけれど…｡
｢痛み｣とは｢命｣とは｢尊厳死｣とは？
引き込まれる感じで観た。
ギソク君の話。痛みを感じず、体温調節が出来ないから汗もかかない。初めてそんな病気がある事を知った。
緩和ケアによる｢尊厳死｣については、実際は本人も辛いが、そばに居る付き添いはもっと辛い。死に行く様を見守る事しかできなくて。チューブで機器に繋がれて生かされるよりはと、最近は増えているらしいけど…｡本当に辛かった。
