このレビューはネタバレを含みます
シーズン1に続き、知能戦、肉弾戦、精神攻撃とバラエティに富んだゲームが繰り広げられ、アクションはもちろん、合間に挿入される各キャラクターの過去シーンの走馬灯を含めて、今回も楽しむことができた。
基本的にデスゲーム系が苦手なので、ドラマを見るにあたってタイトル回収のネタバレは踏んだ上での視聴だったが、「あ、この設定なら見れそう」と思った通り、ただの過激さに全振りした作品ではなく、人の弱さ、矜持、葛藤を通じて、登場人物を好きになれる描き方をされているところが好きだった。
特にチシヤの飄々さと皮肉さが見ていて清々しく、アグニが出るたび半泣きで応援旗を振り、クイナは相変わらずのかっこよさで惚れそうになる。シーズン1で嫌悪を抱いていたニラギにさえ、少し感情移入してしまう場面まであり、総合して見応えのあるドラマでした。
シーズン3が制作される、とのことだが、あそこからどんな設定で物語が展開されるのか……気になるところではあります。