太平洋のど真ん中に浮かぶ巨大貨物船を装おった秘密研究基地アレクサンドリア号を舞台に共同研究員の一人が首なし死体で発見されたコトをきっかけにサバイバルを描きだす。シーズン２。前回のシーズン１『ＴＨＥ ＨＥＡＤ(２０２０年)』の地続きの続編でキャストもほぼ総入れ替え。パート１で生存した生き残りのキャラクターを含め惨劇の幕がフィールドを変え再びあがる。全体的に予算が軽減された理由なのか、パート１よりストーリーは縮小化され、それに伴う１話当たりの尺数も約４０分程度で、時間幅とストーリーが整合し切れてない印象をまずうける。また猟奇殺戮のレパートリーや研究所内の犯人探しの緊迫感も前回より後退。日本から福士蒼汰が出演してたり前回の山下智久の並びなど、何かしらのジャパンとの癒着があるのか。"チャーリー"の怪演が、映画一本撮れそうな存在感だった。パート１を鑑賞済なら序盤で犯人はあらかた読めてしまうが、普遍的なスリラードラマとしては、及第点に置きにいったシーズン２には思える。最後にラストのシーズン３の示唆が、真犯人よりも驚きました。
