芸能人の不倫や大麻、幼児の虐待や老人の運転ミスと食いつきのいいニュースばかりが目立つ。
最早、風前の灯となった新聞。
紙の媒体とかネットメディアとかの問題ではなく報道機関として機能しているかどうかの根本的な問題だ。
政府の言ったことをそのまま垂れ流し、信頼度は限りなく低くなっている。
創業者一族の意地や個人的な恨み、生活の不安からのサバイバルなどが真実や社会正義からは目を背ける。
地に落ちた日本のジャーナリズム。
政府や与党の意向を忖度するテレビ局、新聞社。
WOWOWがオンエアしたこのフィクションは限りなくノンフィクションだ。
このドラマや原作を知る報道関係者は何を思うだろう。
フェイクニュースひとつでコロッと騙される社員(世論)たち。
日本のジャーナリズムは生きているのか、まだ呼吸をしているんだろうか?