SEIJISAN

仮面ライダー (スカイライダー)のSEIJISANのレビュー・感想・評価

3.0
「仮面ライダー ストロンガー」で終了した「仮面ライダー」シリーズ。その沈黙を破り、登場したのが本作。その名も「仮面ライダー」!!原点回帰を狙ってのタイトルなのでしょう。が、後世の者から言わせてもらうと「ややこしい」現在は「スカイライダー」と呼ばれていますが、「仮面ライダー(新)」など表記が一定でないのでややこしい!本作の仮面ライダーは「空を飛べる」が一番大きな能力だったのですが、作り手側もこの能力の使い道に手を焼いたのか中盤から全然使われない能力となってしまった。更に主人公とおやっさんが集まる場所がハンググライダー教室だったのが、中盤からは「ビアンカ」という名前の喫茶店に変更。ガンガンジーというよくわからないキャラクターも登場してくるが、特にストーリーに絡んでこない。テコ入れの為に歴代ライダーがエピソードごとに登場するサービスをする。が、益々スカイライダーが地味な存在になったのは皮肉な展開。最初の頃はライダースーツも色合いが暗めで腕の茶色の箇所はタイツだった。これは格好悪い!それで「歴代ライダーから特訓を受けて強化された為」という理由でライダースーツもマイナーチェンジ。色合いは明るめになり、腕の茶色の部分は革製に変更。これは良かったです。全話観て思ったのは「地味」と「腰が据わって無い」です。本作が果たした役割としては、「仮面ライダー・シリーズの復活」これに尽きると思います。
SEIJISAN

SEIJISAN