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夢食堂の料理人〜1964東京オリンピック選手村物語〜のMrsフロイのレビュー・感想・評価

3.6
大河ドラマのオリンピック話は苦戦しているとの事。こちらは1964年アジアで初の東京オリンピックを、その選手村の食を支えた若き料理人達の奮闘を描く。

日本全国から選手村、今の代々木公園に招集された料理人が日夜様々な国の選手達の食事を提供する。

当時のニュース映像で競技の模様や東京の街並みが映し出される。
重量挙げの金メダル三宅(お父さんの方)、女子体操金メダルのベラ・チャフラスカ!
テロップが出る訳では無いのに即答出来る私は当時15歳。恐らく当時東京オリンピックを体験した日本人は皆同様だと思う。

今や日本の食は世界で認めらる文化となった。当時は未だ日本の料理人達は「洋食」と格闘している。ステーキの焼き加減や目玉焼きの種類等...
主人公の高良健吾は秋田の洋食屋のコック。訛りがちょっと不自然なのはご愛嬌か。生真面目で職人気質の日本のコック達が作る料理はさぞや美味しかった事だろう!

市川猿之助演じる料理人のリーダーを務めるのは、帝国ホテルの村上シェフと思われる。来年のオリンピックは何方がリーダーになるんだろうな。

あー何だか昭和の洋食が食べたくなって来たー(^。^)
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