大韓金氏の第22代目の女主人“宗婦”にして、一流料理人ケヒャンには、ユギョン医療財団の息子ヒョンミョンがいる。後妻であるケヒャンには連れ子サネがいたが、夫を死に追いやったと疑惑の目を向けられ、宗家を追い出されてしまう。それから40年、サネは老舗食堂「3代目ソルロンタン」の女将となり、娘のグミを漢方医として育て上げる。薬膳料理にも精通するグミは奇しくもユギョン病院に就職し、ヒョンミョンの息子で神経外科医のソンジュンと惹かれ合うが、彼の元恋人ヨンジュが復縁を迫ってつきまとっていた。さらにヒョンミョンの養子ゴヌが以前からグミに片想いしていたことから、義兄弟ソンジュンとゴヌの間にも亀裂が。一方、かつて宗婦の座を狙ってサネに濡れ衣を着せたジンミもまた宗家を追い出され、今はキムチ会社の社長に。同じ頃、ケヒャンの後継者を選ぶ料理大会がスタート。自身の出生の秘密を知ってしまったグミは、料理大会出場を決心。