Claire

チャン・オクチョンのClaireのレビュー・感想・評価

チャン・オクチョン(2013年製作のドラマ)
4.0
過去視聴。
朝鮮三大悪女の1人として悪名高い張禧嬪ことチャン・オクチョンのお話です✨
時代劇には引っ張りだこの超有名人なので、張禧嬪主演のドラマは昔から何作もあるし、脇役での登場も数えると10作以上という、韓国時代劇好きなら一度はその名を聞いたことあること間違いない人物ですよね。

大好きだったドラマ『トンイ』で、トンイ役のハン・ヒョジュの宿敵が張禧嬪だったので、張禧嬪の人生がどんなものだったのかの知識はある中で視聴しました。『トンイ』では、序盤こそ張禧嬪に愛情を持っていた粛宗でしたが、トンイを女性として意識してからはトンイを一途に愛したように描かれていました。しかし本作は面白いほどすべて真逆です🤭
歴史上粛宗は張禧嬪の後に、淑嬪(トンイにあたる)を妃として迎えていてこのドラマにも淑嬪が出てきますが、このドラマを見る限り粛宗(ユ・アイン)は最初オクチョンに出会った時からずっと一途にオクチョンだけを愛したように描かれています。そして本作での淑嬪のずる賢くて憎たらしいこと❗️😡トンイの大ファンだったのでこの解釈には複雑な気持ちでした。どこに焦点を当てるかによって全然違うストーリーになり得るというのを明確に見せてくれましたね。

元々韓服の仕立てで評判だったのを活かし、針房の女官として入宮するので、出てくる韓服がすべて眩しく華麗で豪華でした✨✨3億ウォンを超える製作費が衣装代だけにかかったとの噂も頷けます。色とりどりの絹がふんだんに使われていて他のどのドラマよりも金色光るカラフルな絹が映像として残っていますので、それも見どころですね❗️

ユ・アインはオクチョンのことを愛しているけど、その愛だけを考えることができない王としての苦悩をよく表現しててカリスマ溢れる若き王がハマっていました👍
キム・テヒもため息が出るほど美しく目の保養でしたね🥰

ただ、私、張禧嬪が最後どうなるかを他のドラマや歴史の知識として知っていたので、今後墜落するであろう最後の2~3話くらいは実は見てないです。キム・テヒのオクチョンはそんな歴史に残るほどの悪女ではなかったし、このドラマはオクチョンがヒロインなので辛くなってしまい💦なので結末は観てないですが、歴史通りならハッピーエンドではないはず。

でも豪華出演で豪華衣装で、ユ・アインの演技も見ごたえあり、『トンイ』との比較も楽しかったのでお勧めするドラマです😊
Claire

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