そう遠くない過去、多様性が認められなかった時代があった。民族中興の歴史的使命を帯びてこの地に生まれた若者たちは、規律と統制のもとに同じ制服に同じ髪型をして、ただ成績だけが評価された。留学も、フリースクールも、アイドルグループという言葉もなかったその時代は学校から追い出されれば、人生の終わりだった。2015年新春にスタートするミニシリーズ<優しくない女たち>は勉強はできなかったが、他の才能にあふれる女子学生と彼女の母と娘、熱い血をひく3世代の女性たちの壁にぶつかりながらも成長していくドラマだ。そして彼女らが憎み、愛する人たちの話。真の助言者がいないこの時代に、未熟ながらも良い先生に成長していく3世代の一番下の孫のマリと、劣等感のかたまりで問題児だったが今ようやく自分自身を愛するようになったマリの母のヒョンスク、自分は不幸な女性だと思っていたが、祝福された人生だったことを知った祖母のガン・スンオク。そして、家族ではない人々から家族愛を感じてしまったスンオクの生涯の恋敵、ジャン・モラン。人生が揺れるとき奇跡がおこったり、 結局、人生はお互いを大事にすることであることを彼女たちは悟っていく。
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