たむ

法廷プリンス -イ判サ判-のたむのレビュー・感想・評価

法廷プリンス -イ判サ判-(2017年製作のドラマ)
3.5
『無人島のディーバ』が毎週2話ずつ配信だったので、それ以外の日にパク・ウンビンさんの過去作を鑑賞です。
このタイトル、このポスターからすると、イメージが違うシリアスなテーマを扱った法廷ものです。
しかも1話完結スタイルではなく、主人公の過去のトラウマとなった事件を丁寧に再審していく作品です。
事件から10年の年月が経ち、その間に起きる冤罪や陰謀を描き出していくため、一度判決が下った事件を再び捜査していく珍しいスタイルです。
もちろん、主演がパク・ウンビンさんなので、魅力的なキャラクターに仕上げています。
ウ・ヨンウで存在を知ったのですが、過去作を遡ると、ウ・ヨンウの方がかなり異色の役だった事がわかって、とてつもない演技派だな、と思います。
一つの事件を長く扱い、タイトルのようなラブコメ的な展開はそう多くはないですが、描き出したテーマと社会性は、重要な問題提起となっていますね。
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