高評価であると聞いていたわりに
中身のない話であったことか
予算を使っているわりに
どこかで観たような
通り一辺倒の画でしかないことか
ただの伝記と酔狂もどき
このドラマは死んでいた。
陰翳がテーマであった割に
演出でもシナリオでも
そういった意味のある描写は淡く
濃いと淡いと申していた世界観も
濃さは一切なく、淡いのみであった
北斎の娘はなんだ
何もしていない。あわあわしてるのみ
全然感情移入できなかった。
北斎やお栄の描く絵と二人の人生が、物語上、何よりも輝かせ、暗くできるはずなのに
一切濃いところはなく。
その結果、素材である宮崎あおいと松田龍平の美しさが強調されていた。
なんだそれ
もう少し演出方法があっただろ
せっかくの演技が殺されている。
シナリオも演出も
古臭い、詰まらないものだった。
北斎は死ぬ前にそんなこと言ったのか
はなはなだ疑問だ。
北斎が劇中で行っていたセリフ
あと3日、30日、3年かかればきっとできると言いきれんのかい!三流の玄人でも一流の素人に勝る。何故だかわかるか。こうして恥をしのぶからだ。己が満足できなくても、歯ぁ食いしばって世間の目に晒す!悔いてる暇があったら、とっとと次の仕事にかかれ。
どんだけ間に合わなかったんだよ
恥でしかないだろ。
期待して損した。金返せ。
物語の変化点は
北斎が倒れるところと
善次郎が死ぬところ
とはいっても、淡い変化