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ザ・ボーイズ シーズン3のBOBのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ボーイズ シーズン3(2022年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

女性エンパワーメントやロシア侵攻、銃規制問題など、タイムリーな時事問題が詰め込まれたシーズンだった。

社会風刺ドラマとしては興味深かった一方で、The Boysが"神"の如き圧倒的な力を持つホームランダーに挑んでいくメインストーリー?は面白みに欠けた。世界観にマンネリ化してしまったというか。自分の理解力が足りないだけかもしれないが、ごちゃごちゃしていて、分かりにくかった。特に最終話とか、そんなんでええん?

特徴の1つである過激なエログロ描写。"ヒーロガズム"とか確かに強烈ではあったが、シーズン1,2で見慣れてしまったからかそれほどの驚きはなかった。

シーズン3 の裏主役はキミコだったと思う。人間兵器としての"生き方"を強制されてきた彼女が、人間らしさを取り戻していく。どんどん表情豊かになっていった。5話"I got rythem"♪ のミュージカルシーンが個人的ベストシーン。

‹メモ›
1 スターライトがセブンの共同リーダーに。
2 時効性Vの力でブッチャー覚醒。
3 オーディション番組出身のboys bandのヒーロー。白人以外を薬漬けに。"容疑者は黒人男性"。本音暴露で保守的な白人男性の支持を得るホームランダー。#ホームライト。生ダコを喰らうディープ。
4 影の権力者。セブンのディルド。捨て台詞「『ロッキー4』の借りだ。」🇷🇺
5 TVが子供を洗脳する。有名女優とやりまくったことを自慢するフィクサー。 「女は男が必要なのであって守ってもらう必要はない。」
6 性的暴行罪に問われた元国民的コメディアン ビル・コスビー。「最近は女を褒めることもできない」。ヒーロガズム。ラブソーセージ。タコプレイ。
7 "古き良き時代"。ソルジャーボーイ神話。アメリカ人のヒーローになりたい欲望を満たす。優れた卵子が欲しい。『メリー・ポピンズ』のように、実写とアニメが共存するブラック・ノワールの世界。
8 血か恨みか愛か。🥛。
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